2021年01月18日

PS5、ファースト・インプレッション

シャープマスクとPS5

 一昨日・1月16日(土)に、ついに私も、今なお入手困難な最新型ゲーム機「PlayStationレジスタードマーク5」を入手することが出来ました。

 自分はまだPS5専用ソフトは入手しておらず(というよりほしい物がない)、PS4用の「モンスターハンター:ワールド」しかプレイしておりませんが、一通り触ってみた上での第一印象を述べたいと思います。


本体デザインはクール

 白っぽい、それでいて少しグレー掛かった本体のカラーはクールで、ブラック基調だったPS4とは違った印象を受ける。

 しかし、裏を返せば傷や汚れが目立ちやすく、あんまり手荒に扱えない…。

やっぱりPS4のゲームだと3Dサウンド効果はいまいち

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット

 家電量販店のレビューによると、自分が先行して購入し、ゲームのほかにテレワーク時のミーティングにも使用している「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」では、PS5のゲームではその名の通り立体的な音響を楽しめるそうだが、残念ながらPS4用「モンスターハンター:ワールド」では、PS4でプレイしているときとの差を感じることが出来なかった。

 PULSE 3Dの真価を発揮できるのはPS5用に作られたゲームのみ、ということなのだろうが、あいにく現在のラインナップでは買いたいソフトが皆無。強いて挙げれば「ぷよぷよテトリス2」ぐらいだが、個人的にはもうぷよぷよはいいや(Nintendo Switch版のぷよぷよテトリス(1)でもうおなかいっぱいだし、しかも通販サイトでのレビュー評価は散々…)。

なぜ強制的に「決定」と「キャンセル」を入れ替えたのか

 PS5からは、日本においても海外のように「×ボタンで決定、○ボタンでキャンセル」という挙動になったようだ。これはPS4用ゲームでプレイするときにも適用される模様。

 「モンスターハンター:ワールド」では、コマンド選択以外の一部の操作にも影響が出てしまっている。おかげで、アイテム入手時にポーチが満杯の時にアイテム入手を諦めるはずが、誤って捨てたくないアイテムを捨ててしまうというオペレーションミスが頻発している。キャラクター操作時のアクション(○ボタンで攻撃やアイテム入手、×ボタンで回避したりしゃがんだり)はそのままなので、なおさら戸惑ってしまう。

 ○で決定、×でキャンセルに戻せるものなら戻したいが、その手のオプション、見当たらず…。

 ただ、XboxやPCゲーム(RPGツクール含む)に慣れた人にとっては、とっつきやすくなったとも言えるが。

メニューがややわかりづらい

 特に右上の設定や自分のアカウントのところにカーソルを持って行くのに、何度も方向キーを押下することとなり、PS3やPS4のメニューと比べてもわかりにくいという印象を否めない。

 メインメニューだけではなく、「PlayStation Plus」の課金のところでも戸惑ってしまった。自分はヨドバシカメラで購入した12ヶ月分の利用権のコードを入力しようとしたのだが、コード入力画面にたどり着くまでにあれこれ試行錯誤しなければならなかった。

 慣れれば何とかなるか?

 なお、キーボードをUSB経由で接続していれば、特に難しい設定もなくすぐに使えるようになるので、自分はPC切替器経由でRealForceキーボードを使えるようにしている。故に文字入力そのものは快適。

スクリーンショットをSHAREボタン長押しで撮れるようになったのは良い

 地味だが、多用する機能なので、この改善は嬉しい。

PCからのリモートプレイは勿論可能。ただし重い

 リモートプレイはもちろん可能。事前にPC用のリモートプレイ用のアプリケーションを最新版にしているので、あとはDualSenseコントローラーをPCのUSB端子に有線接続することで使用できた。

 ただし、PS4の時もそうだったが、PS5相手でもやはり重いし、ネットワーク経由なので画質も落ちる。心なしか、ボタン押下時の反応もPS4相手の時と比べて鈍くなっているような気がする。

 もっとも、PS5相手のリモートプレイについては、まだ外出先から携帯電話回線経由での接続を試していない。これはそう遠くない将来試してみたい。

DualSenseの操作感覚はなかなかよさげ

 PS4のコントローラー「DUALSHOCK 4」も手に馴染むコントローラーだったが、PS5のDualSenseは、重さも感じるとはいえさらに手に馴染む。「モンスターハンター:ワールド」をプレイした限りでは、先述の決定とキャンセルの入れ替えにさえ目をつむれば、DUALSHOCK 4とほぼ遜色ない。

 はっきりとした違いを感じたのは、振動。モンスターにダメージを与えたときなどの手応えを、DUALSHOCK 4よりも明らかにはっきりと感じ取れる。PS4向けのゲームでこれなのだから、PS5向けのゲームではどんな感触になるのだろうか?

 ただし、ゲームアクセサリーメーカーのシリコンカバーを装着することはあまりおすすめできない。

シリコンカバーを装着したDualSenseコントローラーと素のDualSenseコントローラー

 自分は、先述のリモートプレイのために、本体付属品とは別にDualSenseコントローラーを購入し、本体付属品と区別するために「PS5コントローラ用保護カバー『シリコンカバー5(ブラック)』」を装着したのだが、なぜかボタン操作に妙な「重さ」を感じてしまった。冗談抜きで操作中に腕が痛くなった。ただでさえ動作の重いリモートプレイでさらにボタンの感覚まで物理的に重くなってしまうようでは、外出先でおちおち狩猟など出来やしない。

 というわけで、DUALSHOCK 4のようにDualSenseにもカラーバリエーションが出たら、新色を買いたいと本気で考えている…。

(余談)DualSenseはPC用ゲームパッドとしては使えない

 自分はPCでは基本的にゲームをしないが、例外的に、「RPGツクール」製のゲームはプレイすることがある。自作ゲームの動作確認のほか、他人様のゲームをプレイすることもある。

 自分はPC用ゲームパッドもいくつか買ったが、結局、これまでPS4リモートプレイでも使っていたDUALSHOCK 4がもっとも使いやすいPC用ゲームパッドになっている。

 試しに、DualSenseで、「RPGツクールMZ」製の自作ゲーム第4弾「Maid vs Vampire」をプレイできるかどうか試してみたが、タイトル画面の時点でさじを投げてしまった。方向キーは使えず、カーソルは左アナログスティックでしか動かず、そのほかのボタンの設定も想定と大きく異なり、これではゲームどころではない。

 将来的に、DualSenseでもX-input形式の(Xbox用コントローラーのような)ゲームパッドと同等の使い方が出来るようになるのであろうか?

 というわけで、現時点では、DualSenseをPCで使うときは、あくまでリモートプレイ専用と考えるべきだろう。

使いこなすのはまだまだ先。てゆうか品薄の解消が先決

 購入してから2日間、自分なりにいろいろ触れてみたけど、まだ使いこなしているとはとても言えない。

 それに、ソフトのラインナップも、現時点では自分が興味を示すようなものは皆無。先述の「ぷよぷよテトリス2」ですら、別に買ってプレイしたいとまでは思わない。

 ソフトのラインナップ充実のためには、品薄状態の解消が先決。そしてその頃には、自分のような塗るゲーマーにとっても興味が湧くようなゲームが登場していることを期待したい。

 とはいえ、おとといまで使用していたPlayStation 4 Proは、名実ともに「モンスターハンター:ワールド」専用機のまま役目を終えることになってしまったから、PS5でも自分はあまりソフトを買わないことになるのだろうな…。


posted by Telmina at 00:00| Comment(0) | PlayStation
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