ドコモやソフトバンクに後れをとったものの、私も20年以上にわたって利用しているauブランドを擁するKDDIからも、ついに廉価な新料金プランが発表されるとのこと。
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先行するドコモやソフトバンクは、同じ20GBで月額2,980円。それと比べて、音声通話の得点こそなさそうであるものの、500円安く、大手3社では最安値となります。
これは、自分の携帯電話の使い方にもマッチしており、個人的には大歓迎です。
私はau回線とは別に、いわゆる格安SIMとしてBIGLOBEモバイルとも契約していますが、外出時に優先的にそちらの回線を使用して通信しているにもかかわらず、自分の使い方だとよほどのことがなければ1ヶ月当たりの通信量が3GBを超えることはありません。そもそもスマートフォンを使って動画を視聴するわけでもなければゲームをプレイするわけでもなく、主たる回線使用用途が電子メールとSNSですので、月間3GBで十分事足ります。
今回発表された20GBのプランにしても、この自分の使い方を考えればそれでも過剰なくらいなのですが、かつてイー・モバイルのPocket WiFiを所持していたときのように、iPadを外出先に持参してテザリングという用途として使う可能性は十分あります。それでも、自分の使い方であれば20GBの枠に収めることは十分可能なのではと思っています。
とはいえ、いくつか気になることもあります。
まず、テザリングオプションに別途料金がかかってしまうのかどうか、それ以前にそもそもテザリングを使えるのかについて。現在auでは、料金プランによっては月額500円が別途必要となります。その方針が新プランでも踏襲されるのか否かについて、大いに気になります。
それから、音声通話オプションについて。私は自分から電話を掛けることがほとんど無く、新プランに音声通話の得点が無くてもさほど困らないのですが、あるならそれに越したことはありません。NHKの記事の書きっぷりからして、おそらく音声通話は新プランに料金には含まれず、別途オプションを追加する必要があるように読めますが、それがいくらになるのか、またどのような内容になるのかについても気になります。これは今日明らかになるのでしょうか?
また、ブランドがauとなるのか、それともUQ mobileのように別扱いになってしまうのか。また、別扱いになる場合、au解約手続きが必要になってしまうのか。キャリアメールが使えなくなったり、電話番号が変わったりしてしまう場合は、数は少ないとはいえ一応メールアドレスや電話番号を教えているところにも通知しなければなりませんので、些細なこととはいえ無視できません。
これらについては続報を待ちたいと思います。もっとも、自分が実際に新プランを使うとしても、携帯電話の機種変更をおこなう秋頃からになるとは思いますが。