先ほど、うちの近所にある某コンビニエンスストアで、夕食とビールを買ったのですが、そのとき、有人レジが混んでいたので自分はセルフレジでお会計を済ませようとしました。
ところが、ビールのバーコードを読ませた途端、セルフジレで取り扱えないから有人レジで会計するようにという旨のことを言われてしまいました。
冷静に考えれば当然のことで、ビールのバーコードを読ませてしまったら未成年者の飲酒を助長することになってしまうでしょう。あのセルフレジの機会には、おそらく、触っている人間が未成年者であるか否かを判別する手段はないはずです。
しかも、買い物かごを置くために横に設けられている台は商品置き場に使われてしまい、自分は非常に狭いスペースで会計しようとしていました。それに加えて先述のビールバーコード読み取り拒否で、完全に出鼻をくじかれてしまいました。
たぶん、店も本部に言われて渋々セルフレジを設置したものの、それが使われるという前提には立っていないのでしょう(そうでなければ荷物置き場が商品置き場と化すはずがありません)。
今回自分は、たまたま有人レジが混んでいたから渋々セルフレジを使おうとしていましたが、実は私、人間との会話を嫌っているにもかかわらず、セルフレジはめったに使わない人間なのです。
自分がセルフレジを敬遠する理由はいくつかあり、主たる理由は次の通りです。
- 会計をごまかしていると思われたくない。何かあったときのために、店の人にしっかりと見てもらいたい。
- 自分は実は機械音痴である。意図していなくてもオペレーションミスが心配(もちろんそれに起因する金額の過不足も)。
要するに、意図せずに泥棒にさせられたくないと言うことです。
店の出口から遠いところにセルフレジの機械があるのも、こんな不安に拍車を掛けています。もちろんコンビニエンスストアの本部も莫迦ではないでしょうから、考えに考え抜いた上で配置を決めたのだと思いますが、それがかえってセルフレジを使いにくいものにさせています。
こんなことなら、人件費を掛けてもう一人店員を雇ったほうが、よっぽど買い物客のためになると思います。
便利になったはずがかえって不便になっているいい例です。