今日は、知る人ぞ知る仮想空間「ダレットワールド」が運営終了してから11年目となる、記念すべき日です。
「ダレットワールド」は、カプコンとドワンゴの合弁会社だった、今は亡き株式会社ダレットによって運営されていた仮想空間です。ゲームクリエイターの稲船敬二氏が、同社の代表取締役を務めていて、稲船氏自らも住人としてダレットワールドに参加していました。
なお、私は「ノンタン」という名前で参加していました。
残念ながら、11年前からずっと抱いている「ダレットワールド復活」の願望は、現時点でも果たされていません。類似の仮想空間サービスはいくつも現れましたが、「ダレットワールドの再来」と呼べるようなものを、少なくとも私は知りません。
当時の住人の中でも特に仲のよかった方とは、今でもTwitterで相互フォローとなっています(もっとも、最近私自身のTwitter出現率が激減しているため、とても「今でも交流している」と言えるような状況ではないのだが)。
「ダレットワールド」、いかにもゲーム屋が作った仮想空間といった感じで、遊び心があり、まったりゆる〜く参加できるかと思いきや、妙に人間関係が生々しく、嫌いな人間も何人もいました。
ただ、それでもなお参加することに楽しみを見いだせていたサービスであることに変わりはなく、サービス終了後も多くの人とTwitterなどでつながり続けることが出来ました。中には、サービス終了から5年近く経過した2014年8月になってから初めて実際に会った元ダレットワールド住民の人もいます。また、住民の中に、相思相愛だった女性(美人)もいたんですけどねぇ…。はぁ〜っ。
なお、ダレットワールド最終日となった2009年9月29日、自分は最後の1時間を掛けて動画を撮影し、一時期ネット上で公開もしていたのですが(カプコンの元ダレット運営の方々もご覧になっていたらしい)、ビデオのエンコードが特殊なものだったため、残念ながら再編集をすることも出来なくなってしまいました…。
今、この記事を書きながら、Twitterで「ダレットワールド」と検索して、当時やりとりしていた人たちのツイートを懐かしい思いで眺めています。
稲船さん、そして当時ダレットワールドに関わっていた皆さん、私・ノンタン(テルミナ)は、今でもダレットワールドの復活を待ち望んでおります。