昨晩寝落ちしてしまい明け方に目が覚めてしまったテルミナです。おはようございます。
眠気が抜けないままネットをさまよっていたところ、次の記事が目に入りました。
毎日新聞の有料会員でない私は、残念ながら全文を読むことは出来ませんでしたが、コロナ禍がいつ終わるのか見えない現状だからこそ、これについて大いに議論されるべきだと思います。
記事中では、コロナ禍のほか、人工知能(AI)やロボットの導入による雇用縮小についても言及されています。
このベーシックインカムの話、何も昨今始まったわけではありません。しかし、先述のような雇用縮小要因が既に発生している現状においては、出来ることなら最優先で取り組んでほしい問題だと思います。…もっとも、新自由主義者の下僕と化している今の日本政府には全く期待できませんが。
無料で読める範囲では、(実験段階で導入した国はあるものの)完全なベーシックインカムについて実際に導入した国はまだないというところで止まってしまっています。記事中で言及されているような、労働市場に与える影響や財源についても到底無視できる話ではありません。手っ取り早い方法が、税金、それも大企業や富裕層にかかる税金を上げることだとは思いますが、おそらくベーシックインカムの恩恵のほとんどない富裕層あたりからは確実に猛反発されることでしょう。ましてや、日本のように低所得層ほど税負担の重い国では、下手すると逆効果になりかねません。
そういえば、ベーシックインカム、だいたいどれぐらいの支給が想定されているのでしょうか? その金額によっても、財源に対する考え方は違ってきます。
日本では、すったもんだの末に実施された「特別定額給付金」が参考になる、と思ったのですが、よく考えたら、あの10万円は1回ポッキリ。2回目以降を待望する声は当然ながらあるものの、それを実施するという話は聞かれません。
仮に1回あたり10万円を配るとして、それを毎月実施するとしたら、その財源をどっから持ってくればいいのか、自分には到底見当もつきません。それこそ本当に大企業や富裕層に対する増税ぐらいしか思い浮かびません。
それも含めて、日本でもベーシックインカムの導入可能性について模索してほしいと思います。確実に高齢化社会に向かっている日本国にとって、これは待ったなしです。
あ。肝心の表題のことについて書くのを忘れていました。
おそらく、現政権ではベーシックインカムの導入など検討だにしないと思うので、野党はそこを突いて、ベーシックインカムの導入を共通公約にしてほしいです。もちろん、財源をどうするか、労働市場との兼ね合いをどうするか、支給額はいくらにする加藤の具体的な案を出してほしいと思います。
そんなことを偉そうに言っている自分にたいした案が思い浮かばないのが心苦しいのですが…。