昨日、立憲民主党や国民民主党等によって構成される合流新党の代表・党名選挙がありました。
今回投票権を有していたのは合流新党に参加する国会議員のみで、残念ながら一般党員や「立憲パートナーズ」には投票権がなく、自分などは一応「立憲パートナーズ」の一員であるにもかかわらず、盛り上がることが出来ませんでした。
結果、大方の予想どおり、枝野幸男氏が新党の代表となり、党名も「立憲民主党」となりました。
新党代表・党名選挙の結果、枝野幸男候補が新代表に選出されました。党名は「立憲民主党」となりました。
− 立憲民主党(りっけん) (@CDP2017) September 10, 2020
新党代表・党名選挙(国会議員総会) 2020年9月10日 https://t.co/DqCQNQMDLl pic.twitter.com/6ixmAjQMml
今回の新党結成で、2009年に民主党政権を誕生させた勢力に匹敵する国会議員が野党新党に集結したことになります。個人的には、旧自由党の国会議員(特に森ゆうこ姐さん)の参加があるのも大きい。是非、「野党第一党」にとどまるのではなく、「政権交代」を実現させてほしいと思います。
今回、枝野氏に及ばなかったものの、国民民主党出身の泉健太氏が立憲民主党の一部議員の支持も得ています。枝野氏に対する不満を抱いている人も少なからずいるわけですが、今後、枝野氏が泉氏を支持した議員を含め大所帯となった新党をどのようにまとめ上げてゆくのかに注目してゆきたいと思います。
もちろん、不安点もあります。
まずそもそもまとまるのか。大きなところだけで2つの政党が合併したわけですので、当然ながら細かなところで思想信条の違いも出てきます。かつての政権与党だった民主党も決して一枚岩ではなかったわけですが、政権交代のためには少なくともこの大所帯がまとまる必要があります。
そして、これまでの「立憲パートナーズ」はどうなってしまうのか。追々党から告知があるとは思いますが、万が一なくなったりすると非常に困ります。
いろいろ言いたいこともありますが、新生立憲民主党が、元々の野党支持者のほかにも、野党を積極的に支持しているわけではないものの与党に対して不満を持っている多くの人にとっての受け皿になってほしいとも思います。