今回は、私のTwitterアカウント「@Telmina」と相互フォローになっている皆様に向けて、重要な告知を致します。
長くなりますが、該当する皆様は、必ず最後までお読みくださいませ。
昨今、Twitterで、他者のアカウントをブロックすると機能が制限されるという現象が多発しております。
このようなものです。
ここ数日、Twitterでブロックするとスパムポリシーに抵触して3日間機能制限されるユーザーが増えています。
− ツイッターの不具合お知らせ垢 (@twi__info) July 27, 2020
機能制限されるとフォローやいいね・リツイートができなくなるのでお気を付けください。 pic.twitter.com/nVq3tm8NIS
なお、同様の事例は多数報告されております。
Togetter、悪用されるケースのほうが多いため、個人的にはどうも好きになれないのですが、たまにこういう重要な話題が出てきますので、侮れません。
実は今まで伏せていましたが、Twitterにおける私のメインアカウント「@Telmina」でも、日曜日から制限を受けておりました。
伏せていた理由はしょーもないもので、制限を受ける旨の告知がなされたときに、iPhoneで閲覧していたということがあり、ろくにスクリーン・ショットを撮らないまま画面を閉じてしまったことによります。後に別端末やPC同様のメッセージを確認することができず、しかも実際にその「制限」の影響も受けております。
自分も、とあるアカウントをブロックした瞬間に「制限」を受けました。
案の定、政治思想的にリベラルと呼ばれている我々のようなアカウントが多数影響を受けていますが、リベラルに限った話というわけでもなさそうです。
これまで自分は、13年間Twitterを続けてきましたが、このような規制を受けることは、私の記憶にある限りでは初めての出来事です。
しかし、これまでも(特に2017年以降)、リベラル中心に多数のTwitterアカウントが凍結されています。自分と別のところでつながっている人の中にも、Twitterのアカウントを凍結されたという方は複数いらっしゃいます。そのくせ、どう考えても規約に違反しているとしか思えない一部の有害アカウントは特に規制を受けることなく存続していて、これも凍結や規制を受けたアカウントの主たちの不平不満を募らせる一因となっています。
そこで、まだ私のTwitterアカウント「@Telmina」が生きているうちに、相互フォローになっている皆様にお願いがございます。
今後も私・テルミナとの接点を持ち続けたい方は、是非、分散型SNSの世界にお越しください。
とは言いましても、分散型SNSがどんなものなのかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、分散型SNSについて、そして私も利用している分散型SNSプラットフォームの一つ「Mastodon」について簡単に触れて、そのあとで、私と相互フォローの方に是非とも参加していただきたいコミュニティについて紹介致します。
分散型SNSとは?
分散型SNSとは、文字通り、多数の異なる運営者に分権化、分散化されているSNSのことです。次の記事に簡潔にまとめられています。
- 参考記事
- 分散型ソーシャル・ネットワーク @ Wikipedia
日本でも、2017年4月に「Mastodon」ブームが始まったことをきっかけに、分散型SNSの流行が始まりました。分散型SNSのプラットフォームには、「Mastodon」でも採用されているプロトコル「ActivityPub」を採用しているものだけでも、「Pleroma」や「Misskey」といったものがあります。そしてこれらのプラットフォームでは、「ActivityPub」を介して相互に通信可能です。
これらのプラットフォームには、それぞれプラットフォームを開発しているチームや個人がありますが、その開発主体がそのプラットフォームの全体を支配しているわけではなく、分散型SNSによって構築されているコミュニティの実体(しばしば「インスタンス」と呼ばれます)は、個々のコミュニティの運営主体によって個別に運営されています。これが、開発から運営、管理までを一体的におこなわれている「Twitter」等の大手SNS(しばしば、「中央集権SNS」と呼ばれます)との最大の違いです。
Mastodonとは?
2017年4月に、日本でもブームが始まった「Mastodon」は、ドイツ人のオイゲン・ロホコ(Eugen Rochko)氏によって開発されました。
MastodonはTwitterとよく似た仕組みをもちますが、設計思想はTwitterのそれとは大きく異なります。当初から分散を意識して設計されているため、私のような個人でも、多少のサーバに関する知識と運営資金があれば、Mastodonを用いてコミュニティを立ち上げることが可能です。
Wikipediaにおける「マストドン (ミニブログ)」の記事では、日本におけるMastodonの大手インスタンスの動向も含めて、これらに関する説明がなされています。ご一読をおすすめします。
- 参考記事
- マストドン (ミニブログ) @ Wikipedia
先述の通り、分散型SNSでは、中央集権型SNSとは異なり、開発主体が全体を支配していませんし、できません。Mastodonでも例外ではなく、オイゲン氏が例えば私が運営するコミュニティに口出しするようなこともありません。
なお、2020年7月27日時点で、日本国内で運営されているMastodonのインスタンスは、少なくとも411カ所はあるようです(「#InstanceTicker」のインスタンス・リストによる)。この中には、日本初と言われるMastodonインスタンス「mstdn.jp」 のような大規模なサーバから、私が運営する「Telmina One」のような設置者専用のいわゆる「お一人様」インスタンスまで、様々な規模、様々な運営方針のコミュニティがあります。また、ある特定のテーマをもち、それに沿った話題が中心に展開されているコミュニティもあります。僭越ながら、これも私が運営する「LIBERA TOKYO」は、Mastodonでは珍しい、政治系、それもリベラルを対象としたコミュニティです。
Mastodonは先述の通り「分散型SNS」の一つであり、Mastodonはもとより、「ActivityPub」を採用しているほかの分散型SNSサーバとの通信も可能になっています(また、あえて特定のサーバとの通信を遮断する「ドメインブロック」の仕組みもあります)。そのため、私のような個人が小規模なサーバを立ち上げても、ほかの分散型SNSの参加者とのやりとりが可能になります。先ほど「お一人様」サーバの存在について述べましたが、他サーバとの通信が可能であるからこそ、「お一人様」サーバという形態も可能になっています。
テルミナ
との接点のある方にご参加いただきたいMastodonコミュニティ
先述の通り、私・テルミナもMastodonを用いてサーバを運営しております。
そのうち、私のメイン・アカウント「@Telmina@one.telmina.com」を保持している「Telmina One」はいわゆるお一人様のために、私以外はどなた様もご参加いただけません。
2020年7月29日現在、私が運営するMastodonコミュニティのうち、ユーザ登録を受け付けているサーバは、次の2カ所です。
- LIBERA TOKYO (リベラル専用)
- まいった〜 (あえて大手サーバをドメインブロックしている、「隠れ家」を意識したサーバ)
私のTwitterアカウント「@Telmina」と相互フォローになっている方のうち、政治系(リベラル)のアカウントは「LIBERA TOKYO」に、それ以外の方は「まいった〜」に、是非ともお越しいただきたいと思います。
この2カ所であれば、確実に私との接点を維持できます。
また、まずはこの2カ所のいずれかに参加してみて、マストドンに慣れていただき、そのあとでよそのより活発なサーバを探すという、一時的な利用でもかまいません。
なお、2017年5月頃に私が最初に立ち上げたMastodonサーバに参加された方の中には、サーバの不安定さに嫌気がさした方もいらっしゃると思いますが、さすがにあれから3年も経過するとだいぶ管理にも慣れてきました。是非、2017年5月頃に一度お越しいただいた方にも、ご参加いただきたいと思います。
なお、「LIBERA TOKYO」、「まいった〜」ともに、ユーザ登録においては管理者による審査を伴う通常登録と、招待状経由での登録の2パターンの登録が可能になっています。Twitterで相互フォローの方であれば、招待状経由での登録のほうが手っ取り早くて確実だと思いますので、もし、これらのコミュニティのいずれかに参加してみたいという方は、私のTwitterアカウント「@Telmina」宛てのダイレクトメッセージで、招待状を請求してください。多少お時間はかかるかもしれませんが、よほどのことがない限り受け容れたいと思います(特に「まいった〜」)。