2020年07月26日

2020年7月の大阪旅行・3日目を振り返って

 昨日までの3日間、私は大阪旅行をしておりました。

 昨日は、悪天候で一時東海道新幹線が運転を見合わせていましたが、自分が帰るときには通常運転に戻っていました。

 今回も、初日2日目と同様に、分散型SNSプラットフォーム「Mastodon」を用いて設置している私専用のサーバ「Telmina One」でのレポートを元に、行程を振り返ることにします。


 今回は全般的に、慌ただしいときと暇を持て余しているときの差が激しすぎて、メリハリなどという生やさしいものではない、グダグダとした旅行となってしまいました。

 昨日の3日目を中心に、今回の旅行の反省点を振り返ってみることにします。


行動計画の概要だけでもちゃんと立てておくべきだった

 今回の旅行の最大の反省点はこれです。

 私は'00年代〜'10年代前半にはよく旅行していたのですが、そのときの経験上、「綿密に旅行計画を立ててもどうせ崩壊する」ということが頭にあり、それを踏まえ、今回は綿密に旅行計画を立てませんでした。

 もっとも、今回の旅行の三大目的の一つである「東海道新幹線の新型車両N700Sへの乗車」を往復ともに実現させようとすると、現時点では乗車前日の午後にならないと運用計画がわからないため、どのみつ行動計画を綿密に立てることができなかったという特殊事情もありました。

 しかしながら、それでも、初日については、新大阪に到着する時間帯に応じて3パターンの行動計画の概要を立てていたため、新大阪到着が夕方になることが確定してからは比較的スムーズに行動計画を実行に移すことができました。

 ところが、最終日となった昨日については、本当に事前に何も考えていませんでした。しかも、2泊目に滞在した「箕面観光ホテル」のチェックアウト時刻を、自分は正午だと思い込んでいたところ、実際は午前10時だったということもあり(ちゃんと公式サイトに記載あり)、朝非常に慌ただしく、昼は暇すぎるという極めて効率の悪い過ごし方になってしまいました。

 やはり、いくら「どうせ崩壊する」からとは言っても、ホテルのチェックアウトの時間は動かしようがありませんので、移動時間とホテル滞在時間はちゃんと計算に入れておかなければならないということを、今更ながら痛感しました。

最低限の雨具の用意はしておくべきだった

 今回の旅行では、とにかく雨にたたられておりました。

 しかしながら、わざわざ旅行先にまで傘を持っていきたくない私は、天気予報が雨になっていたにもかかわらず、雨具の用意を全くしませんでした。

 初日はこれでも全く問題ありませんでした。なぜなら初日に宿泊した「大阪新阪急ホテル」は梅田駅直結であり、大阪駅にさえたどり着くことができれば、雨に全く濡れずにチェックインすることができ、チェックイン後の食事や買い物なども地下街を通れば雨を気にする必要がないためです。

 しかし、2日目と昨日の最終日は、大阪市内も箕面市内も雨が降っていました。とりわけ、今回の旅行の三大目的の一つである、Mastodonサーバ「箕面どん」管理者・とねぢさんと合流したときは、雨が激しくなっており、雨具を全く用意していなかったことを激しく後悔してしまいました。

 せめて折りたたみ傘を用意しておくべきでした。とはいえ、今回は旅行カバン、リュックサックともにパンパンな状態で旅行していたため、そのようなものを持ち運ぶ余裕がありませんでした。後述しますが、荷物の見直しが必要だということも、痛感しました。

ホテルに備え付けられているであろうものは持参すべきではなかった

 今回、先述の通り旅行カバンがパンパンになってしまいましたが、その理由の一つに、「歯磨きセットやタオル、パジャマを持参してしまった」ことを挙げられます。

 他人様の家に上がり込んで泊まるのであればともかく、ホテルの場合は、まっとうなところであれば、歯磨きセットもタオルも浴衣もちゃんと用意されているはずです。実際に、今回宿泊した「大阪新阪急ホテル」にも「箕面観光ホテル」にも、それらの備品はちゃんとありました。ドライヤーやカミソリなどもしかり。

 最悪、自分に必要なものがなかったら、コンビニで買うという手も使えます(特に初日のように繁華街のど真ん中に宿泊地がある場合)。

 今回、自分がパジャマやタオル、歯磨きセットを持参していなければ、旅行カバンに余裕を作ることができ、リュックサックに詰めていた荷物の一部をそちらに移すということもできたはずです。さらに、先述のように折りたたみ傘を入れる余裕も生まれていたと思います。

 もう6年間も旅行らしい旅行をしていなかったので、こんな基本的なこともすっかり忘れておりました。

行程中に宿泊地を複数設定すべきではなかった

 今回、行動する上でのネックになった点に、1泊目と2泊目で宿泊地が異なっていたということを挙げられます。

 当然ながら、先の宿泊地をチェックアウトしてから、次の宿泊地にチェックインするまでの間は、重たい荷物を持ちながら移動しなければなりません。

 これにより、できることが制約されてしまいます。

 今回は2泊目のみ「箕面観光ホテル」を選びましたが、ここで2泊していれば、かなり余裕を持って行動できていただろうにと思います。このホテルの売りである露天風呂ももっと堪能できたでしょうし、また、梅田にも比較的近いため、梅田周辺を身軽な状態で歩き回れたことでしょう。

 もっとも、今回の旅行では、私は当初「箕面観光ホテル」で2泊するつもりでした。しかし、最初に予約しようとしたときに、結構お高い金額が提示されてしまい、「箕面観光ホテル」での宿泊を一度断念することにしました。

 ところが、あとでやっぱり、せっかく箕面に行くのだからと「箕面観光ホテル」で予約し直そうとしたときには、既に23日からの2泊分を確保することができなくなっており、仕方なく「箕面観光ホテル」での宿泊は2泊目のみに設定し、1泊目は梅田の近くにしようとして、「大阪新阪急ホテル」を選ぶに至りました。

 なお、「大阪新阪急ホテル」も結構いい料金となりましたが、それでも、単純に金額だけ考えれば「箕面観光ホテル」の半額より少し高い程度となりました。ここで初日にさらに安く上げるために、「大阪新阪急ホテル」と同じ系列の「新阪急ホテルアネックス」を選ぶという手もありましたが(実は2006年に一度だけ私はそこに宿泊したことがある)、大阪梅田駅から若干遠くなることを懸念し、今回はそこを選びませんでした。今回の旅行中悪天候だったことを考えれば、その選択は正しかったと思います。

 逆に梅田で2泊するという選択肢もあったにはあったのですが、今回は箕面に行くことを外したくなかったため、結局1泊目と2日目で宿泊地が変わることとなってしまいました。

 まあ、ちょっと高級感のあるビジネスホテルと、絶景を楽しめる露天風呂付きの観光ホテルを1回で堪能できたので、それはそれでよかったと思うことにします。

帰りの新幹線の車窓撮影大失敗

 昨日の帰りの新幹線でも「N700S」に乗りたいと思った私は、新大阪を17:21に発車する「のぞみ422号」で東京に帰ることにしました。

 当然ながら夕方ですので、きれいな写真を撮れることは期待していませんでしたが、それでも、新幹線の車両基地や米原〜岐阜羽島間の車窓から見える旧三洋電機の「ソーラーアーク」ぐらいは撮影しておきたいと思い、今回もそれらを見ることができるD席(富士山側)を選びました。

 結果、車両基地はともかく、ソーラーアークは撮影大失敗。もっとも、ソーラーアーク付近を通過する時点では雨も激しくなっていましたので、どのみちきれいな写真は撮れませんでしたけどね…。

 今後東海道新幹線で京都以遠に行く機会があるときは、グリーン車であればD席、普通車であればE席を確保したいと思います。晴れた日であれば、富士山、浜名湖、名古屋駅のJRセントラルタワーズ、ソーラーアーク等々、写真撮影し放題ですからね…。

最後に

 今回は、特に最終日は、無計画にもほどがある旅行となってしまいました。

 当初の三大目的であった、N700S乗車、鉄道写真(特に阪急)撮影、「箕面どん」管理者・とねぢさんとの合流のすべてを果たすことができたものの、それ以外はあまり「大阪ならでは」ということをできていなかったような気がします。

 せっかく心斎橋に行ったときも、戎橋まで行って写真を何枚か撮って大勢いた若いカップルに嫉妬したら早々に引き上げてしまいましたしね…。時間があれば、かに道楽本店で食事をとるという手もあったのですが…。

 今度どこかに旅行することがあれば、できれば3泊4日はできるように余裕を持って予定を組みたいと思います。大阪市内でも、観光スポットはもっとたくさんあったのですが、今回はそこまで脚を伸ばす余裕もありませんでしたからね。日本橋にすら行けなかったのは、一応秋葉原電気街徒歩圏に住む者としては、非常に惜しいことをしてしまったと思います。

 一応、最低限これだけはやっておきたいということは概ねできたものの、旅行先でしかできないこと(今回は大阪らしさを堪能すること)をほとんどできなかったという点では、今回の旅行、個人的には、100点満点でせいぜい60点といったところですね。

posted by Telmina at 15:31| Comment(0) | 旅行
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