7月7日、七夕。
織姫と彦星が年に一度だけ近づけるというロマンティックな日ですが、この日の午前0時に、とあるMastodonサーバがその使命を終え、閉鎖されました。
そのサーバは「もりゃきどん」。
約半月前の2020年6月21日(日)に管理者のまめも氏によって閉鎖の予告がなされました。その後、7月7日に閉鎖することが改めて告知され、「もりゃきどん」に所属していたアカウントの他サーバへの引っ越しも相次ぎました。
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一応、自分は7月7日の午前0時(日本時間)に閉鎖されてもいいように、早めにアカウントを引っ越したのですが、本当に午前0時に閉鎖してしまいました。夕方頃まではもつのかなとか思っていたんですけどね(ぉぃ)。
「もりゃきどん」最後の1時間ほどは、「もりゃきどん」の主たる参加者が集まり、ローカルタイムラインのチャットで盛り上がっていました。ただし、サーバ名の由来となったもりゃきさんはついにお越しになりませんでしたが…。
最後の1時間ほどのチャットで、「もりゃきどん」の特徴の一つであった大手サーバに対するドメインブロックはあくまでおまけだという話がありました。しかし、個人的にはそれこそが「もりゃきどん」を「もりゃきどん」たらしめていたものだと思っています。
「もりゃきどん」はいい参加者に恵まれていたところだとは思いますが、それ「だけ」では落ち着いたタイムラインを演出することはできません。敢えて大手をブロックすることで、ゆったりとした上質な雰囲気が作られていたことは、否定できないでしょう。
私が6月27日(土)に「まいった〜」という名前のMastodonサーバを立てたときに、「もりゃきどん」に倣い、敢えてこちらでも大手分散型SNSサーバをドメインブロックする方針をとりましたが、その理由はまさしく「もりゃきどん」の落ち着いた雰囲気を引き継ぎたかったからです。
その「まいった〜」では、今週末の7月11日(土)にグランドオープンを予定しており、それ以降は新規ユーザ登録を解禁致しますが、大手ドメインブロックという特殊な運営方針に抵抗がなく、落ち着いた雰囲気を堪能できる方にのみ、ご参加いただきたいと思います。
閑話休題。「もりゃきどん」は最後までいいユーザに恵まれていたと思います。「もりゃきどん」は「まいった〜」の目標でもあります。
「もりゃきどん」のユーザはあちこちに散らばりましたが、それでもまた容易に再会できるのが、分散型SNSのいいところだと思います。「もりゃきどんのメンバーでオフ会をしたかった」という話も出ていましたが、本当にこれ、いつか実現してほしいですね。
最後に、今までありがとう、もりゃきどん!