2020年06月25日

日本を貧困から救うのは国民自身の心掛けだ

 数日前より、Twitterやマストドンのタイムラインで、東京都内でも物乞いの姿を見るようになったという発言を見かけるようになりました。

 私は、これらの発言で言及されている他サイトの記事を、いまだに読んでいません。怖くて読めないのです。

 この件について、まだまだ他人事と思っている日本人も少なくないのではと思いますが、私自身はそう思えないどころか、「次は我が身?」とすら思えてしまいます。

 私は今年の2月に、当初6月頃まで続くはずだった前プロジェクトの仕事を現場都合で干されてしまいました。たまたま、今のプロジェクトに拾われ、しかも4月からはテレワークで自宅勤務という状況が続いていますが、3月中に仕事が決まっていなかったら、そのままコロナ禍に突入していて、長期間仕事にありつけなかったという可能性もあったわけです。

 それを考えると、自分が物乞いになっていた可能性だって、十分あるわけです。

 日本は20年以上もずっと不況が続いていますし、しかも近年は消費税等の相次ぐ増税や現在進行中のコロナ災害、さらに、地域によっては地震や台風などの自然災害の直撃を受けており、経済的にズタズタな人はかなり多いはずです。

 自然災害はどうしようもないにしても、国や自治体がそれに対するケアを十分におこなっていない。日本国民はまずそこを直視すべきなのです。

青くライトアップされた東京都庁 現在東京では、都知事選挙の真っ最中です。現職優勢ともいわれていますが、コロナ災害に対する補償や支援もろくにおこなわず、公約も何一つ達成せず、あまつさえ首都に物乞いを作り出してしまった現職のどこがよいのか、私にはさっぱりわかりません。あなたの努力が足りない? そんな自己責任論は聞き飽きました。

 そんな現状に対し、山本太郎候補は、「あなたはすでに頑張りすぎている。 本当に頑張らなければならないのは政治だ。」と発言していますが、これは全く以て正しい。そして、都民や市民、国民から税金を搾取するだけ搾取してろくにケアもしない政治から、都民や市民、国民を活かすための政治に変えるためには、政治家を取り替えなければダメなのです。そのためには、ちゃんと選挙権を行使するしかないのです。

 宇都宮けんじ候補も、今回の都知事選は都民の生存権のかかった選挙と述べています。死にたくなかったら選挙権を行使しましょう! 貧困によりどん底にたたきつけられるということは、決して他人事ではないのです!

posted by Telmina at 08:12| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。