昨晩、私は何を思ったか、「東京アラート」とやらでライトアップしているという東京都庁を撮影しに行きました。
何でも、政府による緊急事態宣言が解除されたあとも、東京都では一向に新型コロナウイルス収束の気配が見えないとのことで、都庁やレインボーブリッジを赤くライトアップして都民に警告を発するという趣旨みたいですけど、どっからどう考えても逆効果だと思っている人間、私だけではないと思います。多くのカップルがレインボーブリッジを見に行ったなどという話もあるようですし。ケッ、不愉快だな!
そんな偉そうなことを言っている私も、めったに見られないモノを見に都庁に行ったのですが、昨晩の都庁は青かったです。実はこれ、個人的にはむしろ好都合です。好都合な理由については後日述べると思います。
閑話休題。さて、前置きが長くなりましたが、先日東京都知事選挙への立候補を表明した弁護士の宇都宮健児氏に対し、一部の野党が応援を表明したとのことです。
都知事選で立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、緑の党から応援していただくことになりました。大変ありがたく心強く思っています。宇都宮市民選対(準)も大変喜んでいます。応援をいただく政党と協力しながら、保守・中道・無党派の人々にも私たちの訴えが届く運動ができればと思っています。
− 宇都宮けんじ (@utsunomiyakenji) June 5, 2020
応援することになったのは、立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、緑の党。
残念ながら、国民民主党やれいわ新選組は入っていませんが、できればこの2党にも、宇都宮氏の支持、応援に回ってほしいと思います。
とはいえ、これでもはや迷うことはなくなりました。都内在住の立憲野党支持者は、もれなく宇都宮健児氏に投票しましょう!
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- 希望のまち東京をつくる会 宇都宮けんじ公式サイト
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…で、ここから先は余談。
敢えてリンクは貼りませんが、どうやらTwitter内で、宇都宮健児氏の良さをアピールするより小池百合子現都知事の問題点を挙げた方がよいのではという意見が出ているようです。
個人的には、その話には諸手を挙げて賛成はできません。
理由は簡単で、小池氏の問題点を挙げる「だけ」では、多くの東京都民にとっては宇都宮氏を支持する理由にはならないからです。
前々回(2014年)の都知事選でも、宇都宮氏は立候補し、落選はしたものの次点を獲得しています。しかし、そのときに当選した舛添要一氏を支持しなかった有権者の票はずいぶんとばらけてしまいました。ウィキペディアにそのときの記録が残っているのそれを見て愕然としたのですが、次点の宇都宮氏と3位の細川護熙氏の票を合わせても桝添氏には太刀打ちできず、4位の田母神俊雄氏の票も合わせてようやく桝添氏の得票数を超えるという有様でした。
小池氏を批判するだけでは、宇都宮氏の得票にはならない。それどころか結果的に小池氏をかえって利することにすらなります。このことは、前々回の都知事選で宇都宮氏、というより桝添氏以外の候補者を支援してきた人であれば、痛いほどわかることだと思います。
もし、小池氏の問題点を指摘するのであれば、それではなぜ宇都宮健児氏を選ぶべきなのか、宇都宮氏なら現状の都政の問題点にどう対処しようとしているのか、それをアピールすることなしに、宇都宮健児氏を当選させることはできないでしょう。
なので、私は単なる小池批判の話に乗るつもりは全くありません。