しつこいことは百も承知ですが、何度でも言います。
「こんなご時世だからこそ、分散型SNSを使おう」!
特に、既存のSNS(とりわけTwitter)で大変な思いをしているリベラル(自由主義者)諸氏には、今すぐにでも分散型SNSの世界に来てほしいと思います。
…こんなことを言い出したのは、昨日、「#リベラルネット戦略」を考える上で非常に重要な転換点となる可能性のある予告が、Twitterで相互フォローの脱原発.com氏によってもたらされました。
皆さんに深刻な情報を近々に提供します。
− 脱原発.com @ 改憲阻止 (@battlecom) June 3, 2020
吹き荒れるリベラルアカウントに対する大量スパム報告攻撃の時期と数をある程度調べてきました。
スパム化のために必要な報告数やネトウヨ勢力の実力から評価するとバランスが取れない。
そしてあることに気づいて調査中でしたが、愕然とすることが判明。
このツイート単体ではなく、スレッドに一通り目を通されることを強く推奨します。
まだ全容が明かされていない話なのですが、妙に嫌な予感がしています。
もちろん、脱原発.com氏が仰るように、自分も「リベラル勢力の防衛」には参加したいです。これについては続報を待ちたいと思います。
しかし、それ「だけ」ではやはり、言論の場と言論の自由を守り抜こうと思うと不十分です。
そこで、しつこいのですが、リベラル諸氏にはこれを機に分散型SNSの世界に大挙してきてほしいのです。
もちろん、Twitterのアカウントを捨てろなどと言う気は毛頭ありません。むしろ凍結されていない人は死守してください。
その上で、凍結等、何らかの理由でTwitterアカウントを使えなくなったときにも最低限の発信はできるように、分散型SNSにアカウントを作ってサブアカウントのような形で保持してほしいのです。
一応、日本における分散型SNSの世界にも、数は少ないのですがリベラル(自由主義者)向けのコミュニティはあります。その一つが、このブログで何度も紹介しております、分散型SNSのプラットフォームのひとつである「Mastodon」を用いて私自身が運営している「LIBERA S2」です。他にももしかしたらあるのかもしれませんが、少なくとも自分は「LIBERA S2」以外で日本人が運営するリベラルを前面に出したコミュニティを知りません。
むしろ海外の方が運営するコミュニティのほうが、その手のものは多そうです。リベラルを前面に出していなくとも、リベラルと親和性の高い方針を掲げているコミュニティもあります。例えば、昨晩私もユーザ登録した、Mastodonの新旗艦サーバ「mastodon.online」では、人種や性などの差別を明確に禁止しています。
日本のリベラル諸氏には、まずは分散型SNSのとっかかりとして、我が「LIBERA S2」にお越しいただきたいと思います。もし私(テルミナ)を信用できないのであれば、「mastodon.online」のような海外のコミュニティに登録するのもよし、あるいは自分でサーバを借りてMastodonやPleromaといった分散型SNSのプラットフォームを導入して自力でコミュニティを立ち上げるのもよし。とにかく、何らかの形で言論の自由を守る努力をしてほしいのです。
分散型SNSのコミュニティに参加することにより、他の分散型SNSのコミュニティともつながることができます。先述の例では、「LIBERA S2」のユーザは「mastodon.online」のユーザと直接交流することができます。逆もまたしかり。また、これは私自身も実行していることですが、自分でサーバを借りてMastodonを導入して自分専用のサーバを立てて、そこから他の分散型SNSのコミュニティのユーザとつながることもできます。
Twitterで発言を続けているリベラル諸氏の悩みの種の一つに「凍結」があろうかと思われます。今回脱原発.com氏が問題視しているスパム報告攻撃も、アカウント凍結につながる危険なモノです。分散型SNSにお越しいただくことで、この「凍結」に対する懸念はだいぶ緩和されます。なぜなら「分散型SNS全体」を支配している人間は誰もいないのですから。もしあるサーバでアカウントを凍結されても、分散型SNSであれば他のサーバで再起を図ることだって難しくありません。私自身も、昨晩の時点で、分散型SNSのコミュニティ7カ所にアカウントを持っている状態です。
自分自身の言論の自由と言論の場を守るためにも、発言の場はできるだけ多く確保しておきましょう!