本日・2020年4月8日(水)に、私自身が分散型SNSのプラットフォーム「Mastodon」を用いて運営しているリベラル専用コミュニティ「LIBERA S2」におきまして、サーバアプリケーションの入れ替えを実施致します。
先日、Mastodonの最新版であるv3.1.3が公開されたことを受け、それを「LIBERA S2」にも適用致します。
作業時間は、現時点では次の通り予定しております。
- 2020年4月8日(水)・22:00頃(日本時間)から20分程度
私専用の個人サーバにて、先行してv3.1.3を適用しておりますので、おそらく問題は無いと思いますが、万が一更新に失敗した場合、作業直前にデータベースのバックアップを取得した時点まで巻き戻ります。そのため、「LIBERA S2」のユーザ様におかれましては、作業開始の告知のあとは、作業終了告知があるまで「LIBERA S2」のご利用をお控えいただきたいと思います。
以下、雑談となりますが…
実は私専用の個人サーバにMastodon v3.1.3の適用を試みたときに、何度か失敗し、一度はサーバOSからの再インストールをもおこなうほどでした。
最初に最新版適用を試行したときに、一見、最新版の適用に成功したように見えたのですが、その後タイムラインが一切流れなくなるという致命的な問題点に直面しました。
原因は、Redisというデータベース・アプリケーションのバージョンが古く、Mastodon v3.1.3の動作要件を満たしていなかったことによります。
なお、私がMastodonのサーバを立てるときに、サーバOSに「CentOS 7」を利用しています。このOSでRedisの最新版を適用する方法が始めわからなかったのですが、次の記事の前半で書かれているとおりの方法で、無事Redis最新化に成功しました。
このほか、Mastodon v3.1.3では、RubyとSidekiqの最新化も必要になります。
それらのアプリケーションを最新化した上で、私の個人サーバにMastodon v3.1.3を適用したところ、無事に動作するようになりました。
なお、「LIBERA S2」のサーバ構成は、私の個人サーバとほぼ同等です。そのため、同じ方法でうまくゆくはずであり、作業時間を20分程度という短時間で見積もった理由はまさにそれです。
とはいえ、油断するとすぐにトラブルに巻き込まれてしまうので、気を締めてかかりたいと思います。