日本の東京周辺1都3県では新型コロナウイルス蔓延による2度目の緊急事態宣言発令後最初の週末を迎えた本日の朝、インターネットの世界ではある意味衝撃的な事件が起きました。
ドナルド・トランプ米国大統領のTwitterアカウントが、Twitter社によって永久凍結されたとのことです。
トランプ氏のアカウントは少し前にも一時的に凍結されていましたが、凍結解除後になされたツイートが、暴力を助長する可能性があるなどと判断された模様です。
この記事の中では、最後に、トランプ氏が次のような声明を発表したとしています。
「近い将来、自身の新たなプラットホームを立ち上げることも検討している。我々が沈黙することはない」
自分が真っ先に思いついたのは、いわゆる分散型SNS(Fediverse)のプラットフォームを採用して独自にコミュニティを立ち上げる、というものです。例えばMastodonでトランプ氏自身が中心となってコミュニティを運営するとか。実際にトランプ氏がどう出るかはわかりませんが、可能性としては大いにあると思います。
自分は基本的に、トランプ氏と思想信条が合うことはありません。少なくとも、彼の白人至上主義や排外主義は全く相容れないものです。そして、彼の支持者が連邦議会議事堂を占拠したということに対しても。そして、今回のTwitter社の措置に対しても、私は妥当と思っています。
とはいえ、それでもなお彼をすごいと思えるのは、永久凍結されてからの動きの素早さです。そして、「新たなプラットフォーム」に言及したということも。
これ、日本のSNS(とりわけTwitter)界隈における、いわゆる政治クラスタと呼ばれている人々にとっても、大いに見習うべき点はあるのではと思います。
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