8月15日。
今日は、第二次世界大戦で日本が敗戦を喫してから75年となる日です。
実は私、今朝起きた時点ではこれについて頭になく、思い出すきっかけとなったのは、次の産経ニュースの記事でした。
村山富市元首相は「村山談話」でも知られる人物ですが、自分にとってはむしろ、在任中に阪神淡路大震災に見舞われて本来やりたいことをできなかった首相と認識しています。
第二次世界大戦中、日本は米軍によって広島や長崎に原子爆弾が落とされたことで、世界初の被爆国となりました。これそのものは到底許されるべきことではありませんが、日本も戦時中に占領していた東アジア一帯ではとても正義の戦争などとは言えないようなことをしてきました。
記事の最後に付けてきた余計な一言がいかにも産経らしいのですが、むしろ「村山談話」は、被爆国とは違った軍国にほんのもう一つの側面を思い出す上で、なくてはならないものです。
加害者、被害者双方の意味で、戦争などと言う行為には到底賛成できません。二度と戦争を起こしてはなりません。しかしその点で「も」、現在の安倍政権の動きは不穏であり、このままでは将来また同じ過ちを繰り返しかねません。やはり、早急に政権交代をしなければならないのです。