2020年07月04日

【マストドン】センシティブな発言とコミュニティの存廃

LIBERA TOKYO

 昨日、大変不本意ながら、私が分散型SNS「Mastodon」を用いて運営しているリベラル専用コミュニティ「LIBERA TOKYO」におきまして、特定のユーザ様に対し利用規約違反を理由に警告を発し、一定期間ペナルティを科すことにしました。

 具体的な内容については伏せますが、「LIBERA TOKYO」本来の目的から逸脱し、今後も同様の言動が繰り返される場合にはサービスの利用をお断りしなければならなくなると判断致しました。

 ここで、「LIBERA TOKYO」に限らず、また「Mastodon」に限らず、SNS、特に分散型SNSで活動している皆様(もちろん私自身も含みます)に申し上げておきたいことがございます。

 ご自分の発言には責任を持ちましょう。そして、責任を持てない発言はすべきではありません。

 日本では(一応)言論の自由や表現の自由が認められています。だからといってどんなことでも好き勝手に発言していいわけではない。例えば、特定人物に対する脅迫や犯罪を助長する発言などは絶対におこなってはなりません。他者の人権を蹂躙することは、言論の自由や表現の自由とは別次元の話です。表現の自由をやたらと標榜する人間の中には、自分の表現のためなら他者の人権を蹂躙することも厭わないと思っている向きもあるようですが、大きな間違いです。

 そして、ネット上での発言の影響は、発言者本人だけにはとどまりません。一人のコミュニティ参加者の何気ない言動が、コミュニティそのものの存続を危うくすることだってあるのです。

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posted by Telmina at 03:11| Comment(0) | Mastodon